見終わった後の感想は、もう色々気になるとことかふっとばして、二人が向かい合って春田が牧にキスをしてそして振り向かずお互いの道を歩いていく。「もう迷わない」って、そんな二人がいたの。泣いた。泣きに泣いた。今も書きながら泣いてる。
私本当ばかなのが、最後ふたりが指輪つけてるのに2回目見たとき気付いた。
ふおおおおおおおおここ見逃すなんて!!!!!!!って思いながら、2度楽しめた。
なんかね、興行収入に貢献したいという気持ちの前に、純粋にもう1回みたい、もう1回みたいが続いて今なの。
見終わったらすぐにもう一回みたくなるのは何故なんだろう。ドラマもそんなに見返してないのに。これは映画マジックなのか。
いいたいこと書きだしたらキリがないよ。全部すきなんだもん。
「私の好きな人は、いつも違う人を好きになってしまうので…」の武川さんにまず泣くじゃん。
マロ蝶が年齢を超えて結婚になったのもめちゃくちゃ嬉しかったし、ちずと牧がオフ本で見たように春田抜きで仲良くなっているのも最高だった。想像が現実になるってこういうことか。
予想外で嬉しかったのが、5角関係なんてファンは望んでないよ…と思っていた狸穴さんとジャスがすごく良かった…。
これはしてやられた。予告で5角関係といっておきながら2人は恋愛に絡んでこないの。やられたよ。
ジャスはすっごいいい子で、毎回一番泣いてしまうのも花火のあのシーン。
狸穴さんも会社を守りたいだけで、父に素直になれない人だった。スキンシップは過多だがw
そして、部長。おらぶは武蔵さんがいないと始まらなかったよね。春牧が見たいんだけど、部長がいないとおらぶじゃない。
何度でも春田を好きになってしまう部長が、はるたんを忘れてしまっても春田が「あーーーーーー」ってなってしまうくらい好きなんだよね。春田はもう部長を傷つけたくないのに、また振らないといけない。
はぁ…最後に牧。春田と牧。
言葉であらわせない。
本社に戻って仕事に真剣に向き合っていきたい牧。忙しい日々でそんな時、春田が戻ってきてシンクにたまる食器。
好きな気持ちはある、でも本当に結婚するなんて本気で思っている?
今の状態でそんな未来が描ける???
最初は春田目線で見てて、牧が何を思っているかあまりわからなかった。
ただ春田が牧をすきですきで、ドラマ版の公式本であったみたいに「いっぱいいっぱい好き」なのが伝わってきて。
おいおいいつのまにそんなに好きだったのかって私でも思ったので、牧も相当思ってたのでは。
だからこそ、好きなら何故わかってくれないかって思ったんじゃないかな。こっちは必死で今の仕事に向き合っているのに、皿ひとつ洗わないで身体のこと心配されても説得力がないよ、もう言い合うのも疲れる。
大きな仕事を任された自分と、ノンケが結婚といってくるゲイとしての気持ち、身体的な疲労。
春田は単純に牧と家族になりたくて、ただ具体的なことはわかってなかったのかな。
好きだから狸穴さんに嫉妬して、男として夢のある牧に嫉妬して。
数十万の指輪を簡単に捨てれるくらい、牧が好きだった。
別れるって決めても牧を守りたいって気持ちで、会社に向かったんだよね~本当好きだよね~泣
爆発のときに「言ってもいいかな」でさ。
あとからツイで見つけてハッとしたんだけど、あの部分10個あるんだって。嫌なとこ10個言えますかのアンサーじゃんTTTT
現実問題、今の日本では男同士で結婚できなくて、春田は子供が好き。
だけど、牧がどんな風になっても「牧といっしょにいたい」「俺も春田さんじゃなきゃ嫌だ」なんだよ…。
だから、春田は結婚できないことも子供ができないことも理解して、それでも一緒にいたいって、その答えが指輪じゃん。もう号泣しかない。それは愛だから、春田が牧を愛してるってことだから(まじで号泣してて自分がこわい)
今回の映画で期待外れだったという人もいるし、同性愛者当事者として納得いかないという声も見た。
そう感じたなら仕方ないと思う。
でもね、私はね、こんなやさしい世界があればいいなと思ったの。
春田と牧が結婚できない日本っておかしいんじゃないかな、愛する二人が結婚できる世界って素晴らしいんじゃない?
だから男女であれ男性同士であれ女性同士であれ、好き同士が結婚できる国であってほしい。単純なことだ。
おらぶの世界には最終的に偏見がないの。
ドラマ版では最初の方にビシバシあってそれで見きれなかった人もいたと思う。(部長の描写とか私も最初引いた)
だけど、年の差も性別も関係なく人を愛することを描いたお話だと私は思っていて、だから好きなんだーーー。
部長の前では素直になる牧はおもしろすぎるし、本当に部長は懐の大きい乙女だ。
部長と武川さんが恋仲になるのはあまりに安直すぎるとは思うけど(笑)やさしい世界なので。
好きな人から振られたときに、誰かが自分に好意を伝えてくれるとなんか少し嬉しいじゃないですか。
捨てたもんじゃないって思わない?幸せになりまーす!の宣言通り、幸せになってね!
ちなみにオタクとしては、昨年エイネ終わりに東京オンリーに参加した後、着実に通販でオフ本をゲットし、地元のコミケにまで初一般参加して大量の春牧本(牧春本も)を仕入れております。特に好きな作者さんがいて一人暮らしをいいことに何度も読み返しています…しあわせ…
でも、今回完結ということで終わってしまうのがつらい。
映画観る前もドキドキ感と一緒に始まったら終わってしまう寂しさが漂っていた。
でもな、こんなに公式が協力的なことも珍しいだろうし、本当たくさん与えて貰いました。円盤が発売されたらそれで終わっちゃうのかな。また二人が見たいとこんな小さな場所で願っておきます。
明日、最後の舞台挨拶ライビュに参加する!
私の好きなシーンは、皆大好ききんぴらごぼうと、ちず牧シーン、サウナのとこ、そしてやっぱり最後です。
ニーハオ言う牧もかわいいね。
によによしながら初めて互いの名前を呼んで、春田が牧にキスをして、牧が春田の肩をぎゅっと掴んだ。
もう、それだけで私のおらぶへの気持ちは報われたんです。
また映画見れるの楽しみ!!!!!!!
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